確かに明らか好きそうだもんな…

「お兄ちゃん!!どうしよ!!」

話してる途中で
深晴ちゃんの叫び声が聞こえた。

すぐ俺等は二階に行って深晴ちゃんの所に走り寄った。


部屋のベッドの上でうずくまってる深晴ちゃんがいた。

「どうした?」

仁志の声で深晴ちゃんの顔を上げた。
その顔は涙で濡れていた。

「英から貰ったネックレスがないの!」

「学校じゃねーの?」

「でも、家についたときは付けてた!」

「俺探すから、待ってろ、遥太深晴頼む」

「ああ」

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