生涯愛した人へ
「そうだなぁ…。
俺はあんまそういうこと考えないから。
今ある幸せだけを
見ればいいんじゃねぇ?」
以外な答えに戸惑う私…
でも祐希は………
知らない…………。
私たちの別れが迫っていることに……
何となく感じる。
もうすぐあの夢が
正夢になる………って。
「俺は、どんなことがあっても美空を離さないけどな?(笑)」
その言葉にホッとした。
そして自然とスッキリした私は祐希にもたれ掛かり、幸せな笑みを浮かべた。