生涯愛した人へ
「美空大丈夫か?」
私たちは肩で息をしながらベッドに寝転がっていた。
やっと祐希と1つになれたんだ!
そう思うと何だか心の底から嬉しさが込み上げてきた。
初めてを祐希にあげれてよかった!!
今はそれが何よりの嬉しさだったんだ!
「うん!大丈夫だよ。」
もし、
ホントに
私が“死ぬのなら”
神様……
あともう少し
わがままを
聞いてもらえませんか?
もっと祐希といたい……
昨日までの私には
当たり前だったけど
今はもう………
ムリなんだ………。