生涯愛した人へ



「何?」





私は笑顔で聞いた。




その瞬間男の子の顔が真っ赤になった。





私何か言ったっけ??



「えっと……






美空先パイ好きです!!!」




「あの~
私に彼氏いること知ってるよね?」




「知ってます。
でも僕…見ちゃったんです…。」




「見たって…何を?」





何か聞くのが怖い……。





まさか………
























浮気してるとか…?






「昨日…祐希先パイが女と一緒に歩いてたんです。

名前呼んでたんですけど、



たしか………
























三原…奈央?」






えっ?

聞いたことある…。





たしかウチの高校でも有名だ。

すっごい美人だって…。





あと…










そうだ!

私が孝ちゃんに襲われかけた日にカラオケでメールしてた人だ!!





「腕絡めて歩いてたんでてっきり美空先パイとはわかれてたのかと…。」





< 127 / 203 >

この作品をシェア

pagetop