生涯愛した人へ



あれから毎日…
私たちは一切口を聞いてない。




祐希は何度か私に声をかけようとしてくれたけど、



私がその度に逃げたんだ………。




ゴメンね?




でもこれはあなたのためでもあるから……。





「おはよ☆
め〜ぐっ!」



「あっ!
美空おはよ〜♪」




めぐもあれから祐希の話はしなくなった。




私に気を使ってくれてるのは分かってるけどムリはしてほしくないな……。




「あの…さ、
美空?最近毎日のように目撃情報多発してるんだよね……。」




めずらしくめぐがどもってる。




きっと久々の祐希の話だな(笑)




「三原さんとの事?(笑)」



「うん…。
でさ、その三原奈央……
























ウチに今日転校してくるらしいの……。」






はっ?




転校?




わざわざ彼氏のために?




じゃあやっぱ付き合ってるんだ。




私が祐希と別れてから変わったこと……




かなり痩せたし、




休みの日とか家にこもることが多くなった事ぐらいかな?





あなたは私と別れられて嬉しい?




でも最近楽しそう!




私と付き合ってた時よりかなりね……。




思い出したら何か辛いな……(泣)




< 133 / 203 >

この作品をシェア

pagetop