生涯愛した人へ
めぐたちが言い返そうとしたけど私は手でそれを止めた。
「三原さん。
あなたにそんなこと言われたくない。
阪田くんと付き合ってるんだしこれからは私たちに関わらないで。
あとさ。
自分に友だちがいないからって私に当たるのやめてくれる?」
「なんですって?!
あんた今自分が言ったこと分かってんの?!」
「分かってますけど?
どんなにあなたに傷つくようなこと言われても私には心友もいるし大切な友だちもいっぱいいるの。
だから、
さっきみたいに言わせない。
阪田くんがどんなに私を責めようが私と阪田くんは終わったの。
三原さんもこんなことやってるぐらいだったら友だち探せば?
じゃっ!」
言い終えた後めぐたちにガッツポーズされた。
私、しっかり言い返せた…!!
あんなやつに負けてられない。
それからまた私たちは楽しく喋りだした。
さっき私が言い返してる間、
祐希が私たちを見てた。
もうホントに他人になっちゃったんだね…。
私たちどこで歩む道まちがえちゃったんだろうね……?