生涯愛した人へ
。*第4章 サヨナラ…*。

-みんなに打ち明ける時-




次の日が来た。




昨日はあれから2人とも号泣していて正直困ったんだけど、


途中2人が……




「例えどんなことがあろうと美空は私たちの誇りを持てる娘だ!

だからこれからは残りの時間を自由に使いなさい。

お父さんたちは最後まで、いや永遠に美空の親だ!

それだけは忘れないでくれよ?」




って言ってくれた。





この言葉のせいで私も号泣してしまい、しばらく3人で泣いていた。






そして、今日……。





今日はめぐ、奈央、祐希、直人クンに打ち明けるつもりだ。





みんなはどんな反応をするんだろう……?




考えるだけで少し怖くなった。





でもみんなならきっと大丈夫だよね!!




私はドアの前で深く深呼吸し、勢いよく教室に入っていった……。





< 150 / 203 >

この作品をシェア

pagetop