生涯愛した人へ




「ただいま〜★
直人!次の授業サボろっ」



「いいぜ☆
めぐ!」





なーんだ!
早速ラブラブじゃん♪



私が協力しなくても全然大丈夫だねっ





「美空!
俺らどうする??」



「そうだな〜
めぐたち学校抜け出すみたいだし私たちは屋上でも行こっか☆」



「天気もいーし
丁度いっかぁ♪

てか俺ら初日からサボりで怒られっかな?(笑)」



「大丈夫でしょ!
いざとなったら適当に理由考えよ★」



「だなっ!!」





私授業なんかより祐希と一緒にいたいよ…。



なーんて死んでも言えないけど(笑)




でもいつか…
もっとお互いを知れた時は必ず言おう!!





「美空行くぞ〜」





いつの間にか祐希が教室の出入口に立っていた。


丁度柱にもたれている感じになっている祐希の姿があまりにカッコよくて思わず見とれていた私…///




バカバカッ!
今はそんなこと考えてる場合じゃな〜い///



せっかくの祐希と2人だけの時間なんだから!



こんなんじゃ私祐希と2人っきりになったらもたないよ……。




集中集中!!





「ゴメン!
今行く〜♪」



「遅ぇぞ!」




そう言った瞬間
祐希が私の頭をかき回した。



ヤバい…
胸がキュンキュンしてきたよ…///





「もう!
髪の毛クチャクチャになるじゃん!」



「もともとから
クチャクチャだし(笑)」



「もう!
祐希のバカッ(笑)」



「ほら!
さっさと行くぞっ」




キュッ




「えっ…?」





なんとなんと
私今史上最強ドキドキしてます!!



祐希が……
私の手を……










握ってる……………///




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