生涯愛した人へ
「で?
何の用件なの?」
「お前に話があるんだ。
美空……
お前はホントに……
アイツの事好きなのか……??」
「好きだよ……」
だって仕方ないじゃん。
好きになっちゃったんだもん……
悲しいけど祐希は気づいてくれない………
それは辛い………
でも私の恋はそんなんじゃ終わらない。
絶対に……!
「俺の事ホントにもう何も想ってないのか?」
「ゴメン……」
「はぁ……
なら何でここに1人できた?」
「えっ…?
どう……いう…意味?」
「俺はもう昔みたいに後悔したくない。
だから……
今ここで………
お前を犯すってこと。」
「何言って………んの?
孝ちゃんはそんなこと……しないよね……?」
「俺も男だから。
好きな女抱くくらいおかしい話じゃねぇだろ?」
「孝……ちゃん?
あなたは変わっちゃったの?
もう私の知ってる孝ちゃんじゃないの……?」
「さぁね。」
孝ちゃんは少しずつ私を壁へと追い込んでいく……。
このままじゃヤバいよ……
孝ちゃん完全にスイッチ入ってる……。
でもうしろは壁。
ヤバい……!!