生涯愛した人へ


翌朝。
俺はいつもと同じ時間に起床した。



制服に着替え鞄を持って下に下りると母さんが朝ごはんをテーブルに並べていた。



「あっ祐クンおはよ!」



「んっおはよ。」



適当に挨拶を交わし席に着いた。



父さんは変わらず新聞を読みながらコーヒーを飲んでいた。



「いただきます。」



みんなからはチャラく見られてっけど俺結構礼儀はいい方だぞ?


親の手伝いだってするし。



あっお前、今外見と全然違うって思っただろ。


俺は不良だけど良い不良なんだからな!



ケンカなんて誰かを助けたりするためにしかやんねぇし勉強だってそこそこするし。




「ごちそうさま。」



食べ終わって俺は家を出た。




ガチャっ





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