生涯愛した人へ



外に出ると暖かい日差しが俺を迎えてくれた。


もうすぐ夏だなぁ……。


今は6月の梅雨時季。

今日はなぜかカラッと天気が晴れたけどな。



まぁ天気いい方が俺のテンションも上がるし。


ガレージに止めてた自転車を出してきて俺は学校までの道のりを走り出した。



途中仲間のやつらとも会い挨拶を交わしてまた走った。



ガラッ



「おはよー」



「あっ祐希おは〜☆」



「めぐ何か機嫌いーな!
何かあったか〜??(笑)」



「なっ無いから!
あっ美空来た♪

おはよぉ!!」



めぐはちゃっちゃと美空の所に逃げていきやがった。



俺はとりあえず机に鞄を置きそのまま鞄の上に頭を置き窓の外に目をやった。



空は少しだけ雲があるがかなりの晴天☆


そう思ってると………




「祐希!おはよっ」



愛しい人の声が聞こえてきた。





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