生涯愛した人へ



慌てて顔を向けると今日も一段とキレイな美空が俺の顔を覗きこんでいた。



「おはよ★」



できるだけ平静を保ちながら答えた俺だったが自分でも分かるぐらいに笑顔がひきつっていた。




「どうかした?
顔、ひきつってるよ?」



やっぱ美空には全て見透かされてるか………



「そうか?!
朝だからじゃねぇ?」



よっしゃ!
今俺かなり無理やりだったけど何とか普通に嘘言えたぞ。



「やっぱ祐希おかしいよ?
どうかしちゃった?」



ホントお前には敵わねぇよ。




俺、お前といると普通でいれなくなる……。



やっぱ俺異常……?




ガラッ



慌てて話をそらそうとドアを見ると直人が立っていた。



一応俺の心友だかんな?

以外かもしんねぇけど、
アイツ何気に優しいし影でモテてるから……。



本人には自覚ねぇみたいだけど………




「直人ク〜ン!おはよっ♪」



気づくと美空が走って直人の所に行っていた。


しかも何あれ?!

何か直人も顔赤けぇ!


もしかして………





アイツ……!!




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