生涯愛した人へ
いつの間にか着いてた。
もっと祐希と2人の時間が続いてほしかったなぁ。
祐希と一緒にいる時間=幸せな時間だし……
私は先に自転車を降りた。
祐希は自転車を止めて校門まで歩いた。
その途中………
「キャー!祐希様よ〜☆」
女子の黄色い声。
女子2人しかいないのに!って思ったと思うけど、
なんと
祐希は他校の女子にモテてるのです!!
毎朝毎朝、他校なのにウチの高校の校門をズラ〜っと並んでるのです……。
でも………
「でもやっぱり美空様と並んでる方がお似合いよね〜☆」
他校の人たちに認められてる仲でもある。
ガラッ
ようやく教室に到着…。
はぁ……
朝から疲れたよ。