生涯愛した人へ
「美空…
何も知らなかったのに勝手に誤解してゴメン!」
なんでめぐがここにいるわけ……?
保健室には私と祐希しかいなかったはずだよね?
私の頭はすでに?マークでいっぱい。
ヤバッ!
どんどん混乱していくよ……。
ふと祐希が私の考えてる事が分かったのか、理由を話し出した。
「最初っからずっとカーテンの向こう側にいたんだよ。」
「あっそうだったんだ…。」
やっと理解できた私は頭の混乱もなくなった。
「美空……
こんな私の心友やめたいって思うのは当たり前だと思う。
でも私に何か償えないかな?」
「私言っとくけど、死んでもめぐの心友やめてあげないよ?(笑)
今まで救われてきたのは私なんだから。
どうしても償いたいって言うなら、直人クンにしっかりキモチ伝えてきな☆」
それが私への最高の償いだから。
だからね?めぐ……
私もしっかり祐希にキモチ伝えるから。
めぐもガンバって!