空悟~大切な君~
前の俺なら、泣きやまない空悟に腹を立てて怒っていたけど、今は怒りもなく元気に泣いてる空悟が嬉しかった。変な感じだけど。
「空悟」
俺は呼び掛け、空悟が俺を見上げた時、俺は鞄を置いて両手を上に上げた。そして、
「いつまでも泣いているとこの魔王様がお前を食べちゃうぞ!」
「……」
空悟は初めポカンとしていたが、いきなり教室に走り出し玩具の剣を持って飛び出して来た。
「そんな物で俺を倒せると思ったか!?」
「やあー!」
「空悟」
俺は呼び掛け、空悟が俺を見上げた時、俺は鞄を置いて両手を上に上げた。そして、
「いつまでも泣いているとこの魔王様がお前を食べちゃうぞ!」
「……」
空悟は初めポカンとしていたが、いきなり教室に走り出し玩具の剣を持って飛び出して来た。
「そんな物で俺を倒せると思ったか!?」
「やあー!」