空悟~大切な君~
「明後日の午前零時、海斗殿をあの世へと連れて行く」
「……」
は?いきなり現れて何を言ってるんだ?
「あ、あの…」
またしてもそいつは、俺が言う前に口を開いた。
「お主は気付いているでござろう?時間が逆戻りした事、そして空悟殿が死んだはずの事に」
胸が大きく高鳴った。
こいつの言う通り、空悟が事故に遭い病院に運ばれ、助かる可能性はかなり低いと医者に言われたのに、気付くと空悟は元気で、しかも日にちが一週間前に戻っていた。
「……」
は?いきなり現れて何を言ってるんだ?
「あ、あの…」
またしてもそいつは、俺が言う前に口を開いた。
「お主は気付いているでござろう?時間が逆戻りした事、そして空悟殿が死んだはずの事に」
胸が大きく高鳴った。
こいつの言う通り、空悟が事故に遭い病院に運ばれ、助かる可能性はかなり低いと医者に言われたのに、気付くと空悟は元気で、しかも日にちが一週間前に戻っていた。