あの時の2人

「あー、しょうに格好良い人紹介してもらった★」

「まぢ?
良かったぢゃん!
で、相手は誰さ?」

私は言うべきか迷った。
でもよしこがしつこく聞いてくるから仕方なく教えた。


「四組の○○○...」

「まぢでっ!?」

「うん。
あの人格好良くない★?」
「うん!
超格好良いよ〜ゆりにお似合いぢゃん。」


「えへへ」
と私は照れ笑いしながら軽く流した。

が...

「勿論アド聞いたよね?」

よしこは睨みながら私に聞いてきた。
まずい

と思った私は

「次の時間聞きにいく予定だからさっ
一緒に行こう」

とだけ言って席に座った。
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