その声で愛を囁いて

心の中で彼女に話しかけた。

ガタっ

「!」

彼女が立ちあがった。帰るのか?

「あ、あの・・・シャーペン」

彼女は友達のところに行き帰ってしまった。

「どうしよう・・・」


持ってても、いいかな?
そう思い、俺は彼女に借りたピンク色のシャーペンを筆箱にしまった。


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