【完】透し予知能力者

『クスッ…』
私は涙を流しながら２人のやり取りに思わず笑ってしまった





『何が可笑しいの…綾ちゃん？』





『何でもないわ！それより…加藤刑事は今でもその事件のことを忘れていないから刑事になって解決しようとしているんですよね？』




『そう…俺も親父の後を継ぎその事件を解決したいのだが…上司に関わるんじゃないと言われてるんだ…』




『義さん…何で関わることできないんだよ！』





『俺だって何でかわからないんだよ！まぁ…五十嵐さんの能力は十分にわかった！拓でも知らないこと…そして俺の気持ちまでわかってる』