【完】透し予知能力者
『でもどうして…あのストーカー男が被害者をバラバラにしている時にいたの?』
加藤刑事が私に聞いてくる




『わからないです…』





『そうなのか…でもあのストーカー男から情報を取れれば…』





『見ましょうか?とても触れることはできないですから…ここからでもよければ…』





『わかった!この隠し部屋から見てくれ…』





『それには…もう少し酔わないと見れないんですよ…』
私がそう言うと…加藤刑事は部屋を出て生きビールとツマミを持ってきた





取り調べ室の方は相変わらずストーカー男が震えながらブツブツと何か言っているのを2人の刑事が見ていることしかできないでいた




私はまた加藤刑事の視線を気にしながらビールを飲み…早く透しできないものかとストーカーを見ていた





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