【完】透し予知能力者
『犯人は誰なんだ…!』





『あっ!』
私は閃いた!





『どうした?五十嵐さん?』





『私…犯人の顔は見ていますからその似顔絵を書けばいんですよ』





『そっか!』
と私を隠し部屋から連れ出し会議室へと移動した





『五十嵐さん…ちょっと待っててくれ!』
そう言うと…また私の前から加藤刑事は姿を消した





似顔絵ができたらすぐに犯人逮捕に繋がる!初めての捜査仕事での事件解決ができるかもしれない…そんな浮かれた気持ちでいたら加藤刑事がノートパソコンを持って戻ってきた





『よし!じゃあ…これで犯人の顔ができるな』
とパソコンを開き電源を入れた





『パソコンで…?』





『そう…顔のパーツを組み合わせて作るんだよ!便利だろう…』
私はそのパソコンで犯人の顔を少しずつ作り上げる…時はもう夜中の1時を過ぎようとしていた





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