【完】透し予知能力者
『なんだよそれ!』
納得いかなさそうにしている拓





『仕事の邪魔するなら帰って!忙しいから…いらっしゃいませ〜』
…と私は他のお客さんの接客をする





『冷たいなぁ…俺が義さんに紹介したのに!』
文句を言いながら諦めて拓は店を出ていった





その日のお昼…
私はランチをして休憩していた





『はい…もしもし!』
私の携帯電話が鳴ったので出た





『昨日からご苦労様…疲れてないかね?』
加藤刑事からだ…





『大丈夫ですよ…』





『それならよかった!それで…今朝須藤を逮捕しに行ってきたよ!今日の夕方その事件の報告をしたいのだが…また署に来てもらえるかい?』





『はい…わかりました!』
そう言って私は電話を切った





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