【完】透し予知能力者

後ろからは拓が相変わらずついてきているけれど…





『拓ー！お前が何でいるんだ』
会議室へむかう途中…加藤刑事から叫ばれた





『別にいいだろう！綾ちゃん紹介したのは俺だぞー』




『お前はダメだ！真面目な事件なんだから…遊びじゃないんだぞ』





『何だよ…俺を遊び人みたいに言って…』





『拓也さん…私は昨日事件解決に協力していろいろなショックをたくさん受けました！自分が思っていたより大変で…』
あまりにも拓が煩いから私が口を出してしまった





『わかったよ！今日は帰る』
拓はそう言いながら警察署を出ていった





『加藤刑事…すいません！私もダメだって言ったのについてきて』





『仕方ないよ…あいつは勝手な奴だからな』





私は加藤刑事と拓のことを話ながら会議室へと入り事件報告の準備をした
『この資料を各テーブルに配ってくれないか？』
加藤刑事に頼まれ…





『はい…わかりました』
加藤刑事に言われた通りに資料を配る私





私達が会議室に入った時まだ誰もいなく…次々と刑事が会議室に入り所定の場所へと着席した