【完】透し予知能力者
『でも…何であの人が亡くなってしまったの?殺したのは私?』





『トシ子さん…あなたじゃない!総一郎さんがどうして刺されたのかは今私もわからないから…』





『教えてよ〜総一郎さんは…あの人はどうしてあんなことになったのよ〜うわぁぁぁー』
大泣きするトシ子さんは少女のように見えた





『加藤刑事…総一郎さんに会わせてください!』
私も涙を拭きながら加藤刑事にお願いした





『わっわかったけど…犯人は?トシ子さんじゃないのか?』
その言葉に私は加藤刑事をおもいっきり睨んで…





『今の話を聞いてなかったんですか?トシ子さんが犯人だなんてありえないですから!』
私は…加藤刑事にイラダチを感じた





『すっ…すまん五十嵐さん…』
必死で私に謝る加藤刑事





『トシ子さん…私が犯人を確りと捕まえてみせますから!』





『ありがとう…五十嵐さん…お願いします…うぅぅ…本当にお願いううぅぅぅ…します…』





そして…私と加藤刑事は取り調べ室を出てすぐに司法解剖をしている飯島さんの所をたずねた





『いらっしゃい…義ちゃん!』
ニャとしてむかえてくれた飯島さんに…





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