【完】透し予知能力者
そこには古くなった立ち入り禁止の黄色いテープがグルグルと周辺に巻かれていて…その場所だけ奇妙な感じを漂わせていた
『もしかして…ここ?』
私が拓に聞いた
『たぶん…ここだと思うよ!』
『なんか…不気味な感じね…』
『そうだよなぁ…』
と私を見る拓…
『もう…中に入って見ればいんでしょ?』
早く入れと言わんばかりに私を見ている拓
『頼むよ!』
私はテープをくぐり抜け林のように草が生えている空き地にと入って行った
両手を地面へとおき…30年前の過去を覗く
私はその時の状況を見ることができた
『もしかして…ここ?』
私が拓に聞いた
『たぶん…ここだと思うよ!』
『なんか…不気味な感じね…』
『そうだよなぁ…』
と私を見る拓…
『もう…中に入って見ればいんでしょ?』
早く入れと言わんばかりに私を見ている拓
『頼むよ!』
私はテープをくぐり抜け林のように草が生えている空き地にと入って行った
両手を地面へとおき…30年前の過去を覗く
私はその時の状況を見ることができた