【完】透し予知能力者
『高垣刑事…あんたも元刑事ならこんな所にいないで何かしようとかって思わないのか?』





『君は組織の怖さを知らないからそんなこと言えるんだよ』





『組織がどんなに怖くても…罪を犯してる奴には…いつか天罰がくだるはずだからな!俺もそうやって罪の重さを感じた人間だ』





『そうか…まぁ気をつけて捜査しろよ!』





『はい…わかりました!』




『何の…役にも立てなくてすまないな…』





『高垣刑事…何でもいいからヒントもらえませんか?』





『まぁ…言うとしたら…警察も信用するなってことだな!』
と小声で話す高垣刑事…





『警察が…?』





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