【完】透し予知能力者
あの黒い手帳に書いてることと一緒だ…ここにいる外国人は入れ代わってはいるのだろうけど…みんな密入国者だなんて30年前と同じ…





『そっ…そうなんだ!』





『アナタたち…コのミセのこと…ドコカラかキイテキタのか?』





『うんちょっとな!…それでここには麻薬があると聞いてきたんだが…』





『オゥー!…マヤクタカイよ!』





『金なら持ってる!』
と加藤刑事は札束をチラッと背広の内ポケットから見せた





『ワカタ…アンゴーとバショオシエルからソコでカイナ』
と紙とペンで地図と暗号を書いてくれた





『ありがとう!』





『このアンゴウとバショのコトハダレニもイチャダメよ!アナタコロサレルからネ…』





『わかった!』
と加藤刑事はその紙を手渡された





バッチリ証拠を手に入れた私達はもう帰ることにした…





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