【完】透し予知能力者

板垣さんはすぐに県警本部の刑事に連絡をして局に来てもらった…





しばらくすると…会議室に入ってくる１人の男性
『失礼します！』
大きな迫力ある声…





怖そうな感じの顔で体格のいい人
『紹介するよ…県警本部の刑事で石原 太一(いしはら たいち)本部長だ』
と板垣さんに紹介された





『初めまして…石原です！』
握手を求められ…





『初めまして五十嵐 綾です…よろしくお願いします』
…と大きな石原刑事の手を握った





『よろしく…それで……？』
それから３人で事件のことと番組が放送できる範囲での取材の許可からいろいろなことを話した





『五橋警察署でそんなことをしているのか…全く知らなかった！』





『私も信じられませんでした…』





『今の佐藤署長に気合いを入れないとなぁー！』
それを聞いて私は思い出した





『五橋警察署長って佐藤 純一さんじゃなかったですか？』





『そうだよ！それが何か？』