【完】透し予知能力者
『なんか…ショック!夢でもいいからなってみたいなぁ…』





『政治家になってどうするの純』と真紀さんが聞いたが…





『ん…何かしたいわけではないだけどね!憧れるじゃん…』





『不純!何それ!!』





『いいしゃんか別に…街頭演説したりしてさぁ!全国の人気者になったりして…』





『絶対…絶対にありえないから』





純と真紀さんで話が盛り上がって私が入るすき間がない





私にはそれほど2人の仲がいいのがよくわかった!





『でも…本当に政治家になったら真紀はどうする?』




『えっ?何が…?』





『だから…結婚とかさぁ…』
自信のないような小さな声で…





『純はおバカさんね!だから…私は素敵な社長さんと一緒になるのをさっき綾ちゃんから聞いたでしょ?』




『そっ…そんなのわからないじゃんか…』





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