【完】透し予知能力者
『いっらっしゃ…』
またあの人が来た





『どうも…』





『いっ…いらっしゃいませ!』
私は緊張していた





『またこの前のように3000円の花束を作ってもらえますか?』





『はい!また真っ赤な薔薇を入れてですよね?』





『はい…お願いします!』




私はこの前見た自分の未来を思い出していた





『どう…ですか…これで…』





『はい…オッケーです』





『ありがとうございます…じゃあ3000円になります!』





『ありがとう!また来ます』





『ありがとうございました!』





私は今回あえて声をかけなかったそれはいつかあの人と飲みに行くことになっているからだ





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