【完】透し予知能力者
取調室に入り話をする
『高杉とはどう言う関係なんですか?』





『花屋に毎日来るお客様です』





『それだけ?』
私を疑いの目で見る刑事さん





『いいえ…この前の土曜日に飲みに誘われて…行きました』





『やっぱりか…』





『えっ?どうしてやっぱりなんですか?』





刑事さんがしぶしぶ話してくれた
『実はね…』
高杉の会社の社員からの通報で…





しばらく連絡がなくて探して欲しいのだが身内がいないから捜索願いも出すことができなくて困っているのだと…





その社員の情報によると…




高杉は通勤中に花屋によりいつも花を買って会社に飾っていてたと





そして…その花屋の店員さんのことを気に入って土曜日に飲みに行く約束をしたと…





それから連絡が取れなくなった
『そう言うことなんだよ!』





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