ハーレムpanic
そして、私は只今、母と校長室に待機中。いや…母じゃないか、一応、校長??本当に頼りないけどねっ!大丈夫か?この学校…。先行きが心配だっつうのー!コンコンッ
校長室のドアがノックされた。
「は〜い。どうぞお。」
校長が間抜け返事をする。失笑してしまった。ついでに言うと、娘として母親がこんなんだと恥ずかしいんだけど…。
「失礼します。雫さんの担任の安西瓏です。」
「あら〜。じゃあ、娘をよろしくお願いしま〜す☆(雫ちゃんっ!担任の先生、若くてイケメンでよかったね〜♪)」 はあ!?何、くだんない事担任の前で耳打ちしてんのよ。本当に大丈夫なのか〜?心配だよっ!!!!
「じゃあ、行ましょうか、雫さん。」
「え?あっ、はい。」
「あっ!雫ちゃん、学校の先生方は雫ちゃんが女の子だって事、知ってるから大丈夫だよ☆けど、生徒みんなは知らないから頑張ってね〜☆★」
「ん。頑張るわ。じゃね」パタン
校長室のドアが閉まった。はぁ…。今日から頑張らなきゃなあ〜。かなり波乱のよ・か・んっ!!!!!!
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