ホタルが輝くおまじない☆

『ご、ごめん。帰るね!』


「あ、うん。」

そういうと、急いだ様子で帰りはじめた。


まるで、早くここから立ち去りたいとでもいうように。


暗いし、送っていったほうがいいのかな、と思ったけど、何でもない俺が送るのも変か…、と思いなおした。


コイツは俺に送られても嬉しくないか…

奏、奏って、アイツのことばっかだしな。…





< 45 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop