ガラガラガラッ

そぉーっとそぉーっと、、、、

「おはよぉ~・・・」

私は後ろのドアからそぉーっと入った

先生が居たら絶対アウトだけど。

「あっおはよー琴音。今日先生遅れてくるみたいよ」

「マジで!セーフ!!」

「そっ♪セーフセーフ」

この子はみづき。
私の中学校からの友達で遊ぶ子といったらみづき+誰か(みづきの友達)なくらいに
結構仲良くやってる子

優しくて細くて結構モテる子
だからこの子目当てに近寄ってくる奴も多いわけ
そーゆう馬鹿な奴らを私が追い払う役目なんだよね
いつも私を先生のお説教から助けてくれるからその恩返し

「ねーなんで先生遅れてくるの??」

「んー知らない♪」

「そっかー」

ガラガラッ

「はいはい席ついてー」

「あっ中野先生来たよ」

中野先生は今年三十路のこの学校で一番若い女性の先生だ
音楽の先生でちょっと厳しいけど良い先生だ
ちなみに彼氏募集中。

「はい、今日はもう時間無いからパッパといくわよー」

あー・・・眠い・・・

昨日あんまり寝てないんだよねー・・・

「次なんだっけ」

「次はー古文でその次が体育だね」

「・・・・・3時間目には帰ってくるわ」

「またなのぉー?しかも一時間目からってwwww」

「だってー眠いし。また先生にはてきとーに言っといて♪」

「しょーがないなぁー。ちゃんと帰ってきなよ?」

「はいはーい♪」

「まったくもぉー」

一時間目から休むなんて珍しいことじゃないけど
今日は、、、なんか眠い。ただそれだけの理由。

「じゃっこれで終わるわよー」

「起立、礼」

「じゃっあとはよろしくねー」

「はいはーい」

さて、、、今日はどこに行こうか―――――――

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