裏・白雪姫の物語
姫が森の中をさまよい歩いていると、
遠くから何か大きな叫び声が聞こえてきました。
見てみると、小人が、大してサイズ変わらないじゃん。
ってくらいの大きさのカラスに襲われかけていました。
姫は、そりあえず、その辺に落っこちていた石を持って、
カラスにぶち当てて、小人を助けてあげました。
「お、お前は誰だっ!」
「白雪姫。この国の姫よ。」
「姫のわりには普通のジャージじゃないか。ドレスを着ているものじゃないのか!?」
「姫の皆がみんないつでもドレスを着てるってわけじゃないのよ。あ、私の友だちのシンデ○ラって子も、普段はおんぼろな服だけど、パーティの時だけはキレイな格好をしていったもの。」
小人は鼻で笑いながらも姫を歓迎しました。