last Day
目が覚めて
あたりを見回す
外は真っ暗
そして笑い声が聞こえる
オカンと直樹の笑い声…
まだ、直樹は居てくれたんだ…
オカンは、外見すごくイカつくて
言っちゃ悪いけど大阪のオバチャンみたい笑
うちが病んでるとすぐに分かって
悩み聞いてくれる、そんなオカン
直樹の相談もよくしてたっけ…?
「あれ、ナーチャン、起きてたん?」
オカンがうちのことを気づく
「もう、体は痛くないど!」
そういってベッドから起きあがる
「直樹さんが、謝りたいことあるって
言ってるから、オカンちょっと
翼の誕生日会行ってくるかんね」
「え…ちょっ、まっ…」
そういっておかんは舌を出して
部屋を出た…
まるで、頑張れって言ってるみたいに…