極上恋愛~俺様王子の羊ちゃん~
そう思ったあたしは台所の棚に並べてあるカップラーメンを手に取った。
ポットに沸かしてあったお湯をカップラーメンに注いだ。
そして、ソファーの前にあるテーブルにタイマーとカップラーメンを置いた。
タイマーを3分設定して、付けたままだったバラエティー番組を見た。
ピピッ―
ピピッ―
ピッ―
勢い良くタイマーのボタンを押す。
「うわ~、寝ちゃってたし」
でも、タイマーが鳴ったってことは…
「3分しか寝てないんだ…」
あたしは目を擦(コ ス)った。
「ふぅん…眠たい…」
そう呟きながら、カップラーメンの蓋を剥がして台所からお箸を持ってくる。
「いただきまーすっ」
カップラーメンを前にして、手を合わせた。