極上恋愛~俺様王子の羊ちゃん~
7時55分―
あたしがいつも最寄り駅から乗ってる電車は時間通りに発車した。
「ゼーハー、ゼーハー・・・」
2段とばしてホームまで駆け上がったものの、電車を見送る形になった。
「最悪だぁ・・・」
酸欠状態のアタシは方を上下に揺らしながら呼吸した。
「仕方ない、」
そう、呟いて近くにあったベンチに座った。
そして、パチンッと携帯を開いて、メールを打つ。
「ナ行、ナ行・・・っと、」
親友であり、幼なじみの片岡 凪(ナ ギ)にメールを送る。
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ごめん><///
電車乗り遅れた(:_;)
憐
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送信・・・っと