星の流れに 風のなかに 宇宙(そら)の掌に

閉塞した環境の中に押し込められ続け、




陽の光が差しこまない檻に

閉じ込められ、




空を見ることもなく、





精神を徐々に

蝕まれていた。




ここにいるのは

「クズ」どもだった。




社会に適用できない者たちが

集まっていた。


そして、僕もそのうちの一人だった。
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