笑顔の魔法


「私は親友にまさか刺されるなんて思わなかった。


でも、それでもさくらがすきだった・・・。



お母さんの反対を押し切って、桜に話しかけていた。




でもね、さくらは笑わなくなったよ。



病院でもずっと外を見てるの・・・。




私が話しても、うんとしか言わないの。




さくらは生きているのにまるで死んでいるかのようだった。




二人とも回復して外に行っても良いよって言われた日、




二人で公園に行ったのでもね、





私はしゃぎすぎたんだね。



車着てるのにきずかないで・・・・。





その時、さくらが私をかばってくれたの。



それでさくらは死んだ。



私わからないよ。



いつしか私は人のココロがわからなくなり、人間不信になってしまった。」

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