蒼空の向うへ
それから、漸くC対Dの試合が始まった・・。


そして、二年の五人は全員が全員驚いた表情をあらわにした。



「ど、どうなってんだ・・?」


「チームワーク・・」

「良すぎじゃねぇ・・・?」


「他のチームと違って名前で呼び合っているねぇ?」


「フフッ・・面白いなぁ」



Cチームが勝つと誰もが思い信じて疑わなかった試合が、現時点で14対38とDチームが圧倒的に勝っていたのであった。


そのほとんどが、想像以上のチームワークによるものであった。


ドリブル、パス、ディフェンス、シュート・・


どれも全てが、仲間を信頼していることを表し自由気ままに自分なりのプレーが出来ているのだ。


そして、16分後。試合が敢え無く終わっていった。



視線END

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