蒼空の向うへ
「ショウだって合格したんだ。十分だろ?」



「そーだけど。お前2軍ってすごいんだぞ!」



「へぇー。それより退いてよ。」



「へ・・?あぁぁぁぁぁ!!わ、悪い////」



「何赤くなってんだ?」


ぶつかってそのまま倒れこんだ僕の上から慌てて退いたショウ。



「だ、だっておまっ・・」



「あぁーー!ショウがクウ襲ってるぅ~」



フーマがそう言いながら走ってきた。



「バッ!襲ってねぇよ!!!」


「いくらクウが可愛いからって、こんな公衆の面前で・・」

「ショウ・・最低だな」


レキとセイに白けた視線を向けられるショウ。



「おそっ・・・ブッ」


「あ、座敷がまた鼻血だした。保健室行こっか?」


鼻を押さえている座敷を引きつれ、フーマが保健室に向かった。



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