蒼空の向うへ
「それと、お昼のお誘い」


ああもうそんな時間か・・・



「つうか、それくらいならメールで・・」

「何度もしたわよ!だけど返信来ないからこうして出向いてるんじゃない!!」


あ、本当だ


「ごめん。気がつかなかった・・」


「まぁいいけど」



「んじゃ、いつものとこ行こう」


立ち上がりながら鞄を持ち、雫の手を取った


「そんなわけでこれからお昼にしますから、さようなら」



それだけ言い残すとそのまま雫の手を引いて教室を出た。

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