蒼空の向うへ
第三クウォーター
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ!?!?!!?」


「うわ、うるさっ」



早朝、お弁当を持って雫の部屋に行けば、物凄く珍しいことに雫が起きていた。



奇跡なんじゃねぇ?



そんな暢気なことを思っていた僕に爆弾を落とした雫。



―私、バスケ部のマネージャーになったから―


って、なんじゃそりゃぁぁぁぁぁ!!?


叫びたくもなるだろそりゃぁ!!

「何やってんだお前は!!」


「私がやりたくてやってるんがから別にいいでしょ?そんなわけで、今日から私もバスケ部の練習に参加するから」


それだけ言い残すと、部屋を出て行った雫。キチンと弁当は持って・・。



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