蒼空の向うへ





「でも・・・」






そんな雫に僕も小さな声で聞こえた












「今、ここに生きて笑ってられるのは全て雫のおかげなんだ」








僕のために君は一体どれだけのことをしてくれたのか・・・



それを図ることは出来ないけど・・・



僕は知ってる




僕の前で必死に笑っていても僕が見ていないところで




凄く悲しそうな泣きそうな顔をしていたのを・・・




それでも泣かなかった、君の強さを・・・




< 235 / 258 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop