蒼空の向うへ
守り
「ちょ、くすぐったいよ空っ!!」



「はいはい、我慢してねぇー」



あの後、濡れて戻ってきた僕たちはとりあえず僕の部屋に来てお風呂に入った。




そんで今は、雫の髪を乾かしているところ




さっきまでの空気とは一変とても和やかな雰囲気




だけど、僕の心に圧し掛かる重たいもの・・




雫「・・空?」


突然黙った僕を不思議に思ったのか雫がこちらを向いた




そんな雫の顔には少し赤い部分が・・・



「ごめん・・」


雫の頬にそっと手を寄せた


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