蒼空の向うへ
「まぁ、いいか。んじゃ、後よろしくね」



自室に入って制服から着替える。



着替えを終えて、再びリビングに戻れば丁度雫が荒いものをしている最中だった。





「雫、行ってくるね」


雫「行ってらっしゃい空」




あー新婚みたいな会話・・


だけど・・だけどね・・?




さっきからガッチャン、パリンって音がしている気のせいだよね?



気のせいだと思っていもいいんだよね!?


あ、やっちゃったとか聞こえたけど、違うよね!?


大丈夫だよね!!



だって、洗い物”は”できるって言ったもんなぁ!?




・・・・・あいつは台所に立たせちゃいけねぇ・・


ハハッ・・と乾いた笑いをこぼしながら僕は寮を後にした。



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