蒼空の向うへ
「・・・で、何で私怒られたの?」


『女の子が徹夜なんて滅多にしちゃだめだろ?そんな事をしていたら、体壊すだろ?』



「・・・ごめんなさい」



素直に謝るから、仕方ないので説教はやめてあげる。




『必要なとき以外は、徹夜しない。OK?』


「OKですボス!」



良く意味が分からなかったけど、納得したならいいか。


『食べ終わったらテレビでも見てて。洗い物してくれる』


「え、洗い物くらいなら私が『勘弁してくれ』



そうやってお前にこの間洗物を任せて僕は散々な目に遇ったのを僕は忘れていないぞ。


皿は何枚も割れているし、破片は飛び散っているし、床水浸しだし・・


あぁ、思い出しただけでも眩暈が・・・。


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