蒼空の向うへ
第一クウォーター

「まぁ、大して連絡する事もねぇな。とりあえず、今日はこれで解散。班活見に行きたきゃ勝手にしろ。」


その時、久くんがチラリとこちらを見たような気がしたようなしないような・・・。

まぁ、してないってことで。




「じゃーー・・・終わり」



なんとも適当な感じでHRは終了した。




さって、僕も帰ろうかな~



鞄に配られたものやら何やらをつめて、立ち上がる。



「そぉ~ら~!!なぁ、お前何処行く?何処行くんや?!」



「・・・は?」



大した距離でもないのに、ダッシュで僕のところまでやって来た智成。



「班活見学や!空は何処行くん?陸上か?卓球か?」


・・・どう言う意味でそれをいってるのか・・?それって、両方とも身長関係ないの選んで言ってるよね?遠まわしにうぜぇ!!





< 29 / 258 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop