蒼空の向うへ
あれ・・?でも・・・・



気のせいか・・・・




「人数が少ない気が・・・?」



奄美高校の男子バスケ部と言ったらかなりの強豪のはず。



普通なら、もっと一杯人が居てもおかしくないのに・・・・。



今は、10人居るか居ないかくらい・・。


「何で、こんなに少ないんだ・・・?」


隣にいる智成に聞こうとしたとき、突然後ろから



「それは、うちが入部テストってのを行うからだよ」



何とも明るい声が聞こえた。



って、そんなことより・・・


「入部テスト?」



振り返りざまに聞くと、後ろに居た人はちゃんと答えてくれた。



「そ。俺達は強くなりたいんだ。だから、甘い考えでここには入られても困るってわけ。」



「あぁーーー。なるほど」









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